パン屋の公式サイトには、「北海道産小麦」「国産小麦 100%」のように、小麦の産地を書いている店があります。日本で使われるパン用の小麦は外国産が多く、国産小麦を使うことはその店の特徴としてよく紹介されます。この記事では、国産小麦について知っておくと店選びに役立つことをまとめます。
パン用の小麦と国産小麦
パンには、たんぱく質が多くグルテンができやすい「強力粉」が向いています。日本で使われるパン用の小麦は、カナダやアメリカなどから輸入された小麦が中心です。国産の小麦は、昔はうどん向けの中力粉になるものが多かったのですが、パンに向く品種の開発が進み、北海道を中心にパン用の国産小麦が作られるようになりました。
品種名を見ると違いが分かる
公式サイトで品種名まで書いている店もあります。よく見かける名前には、春よ恋・ゆめちから・キタノカオリ・きたほなみ(北海道)、ミナミノカオリ(九州)などがあります。品種によって、もちもちした食感になりやすいもの、香りや甘みが出やすいものなど性質が違い、店ごとに組み合わせを工夫しています。
「一部に国産小麦」の店も多い
国産小麦は外国産に比べてふくらみ方が違うことがあり、パンによって国産と外国産を使い分けたり、ブレンドしたりする店もあります。このサイトでは、公式サイトに国産小麦を使うと書いている店を「国産小麦」に入れています。全部のパンが国産の店か、一部のパンだけの店かは、店ごとのページの紹介文で確かめてください。
渋谷区の国産小麦の店
公式サイトに国産小麦を使うと書いていた店は 9 店(全体の 9%)です。自家製酵母と国産小麦の両方を書いている店もあります。一覧は国産小麦を使う店、酵母については自家製酵母・天然酵母のパンとはを見てください。
選ぶときのポイント
- 食パンは小麦の違いが出やすいので、同じ種類どうしで比べると分かりやすい
- 産地や品種を書いている店は、パンごとに説明していることが多い
- 小麦の値段の違いから、国産小麦のパンは値段が高めになる店もある